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見た目小さいのですが可成りの存在感です　ナショナル　ワールドボーイ1000GX

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『見た目小さいのですが可成りの存在感です　ナショナル　ワールドボーイ1000GX』はセカイモンで08c60bb7から出品され、924の入札を集めて01月08日 16時 52分に、3120円で落札されました。即決価格は3120円でした。決済方法はに対応。広島県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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71年頃のナショナルのラジオカタログに載って居ます。
当時の同社ラジオのフラグシップと言えば勿論名機の誉高い2000GXでしたが、￥17800と非常に高価でした。
一方でこの弟分は￥9950と当時のFMの入る2バンドモデルとしては珍しく￥10000を切っており、可成りの価格競争力があったでしょう。
外観上のハイライトはAM,FMと2つに分かれたチューニングスケールで、このデザインは他に類似の物がありません。
2本のチューニングの針は内部でカムを使って同時に同じ動きをする様に作られて居て中々巧みな構造です。
内部を見るとこの頃のナショナルのモデルらしく整然と且つ整備性にも配慮して作られて居ます。
ピンク色に着色された木ネジを外すとスムーズに基盤が外せるという工夫はこの頃のナショナルとサンヨーだけが使って居たもので、メンテナンスをする町の電気屋さんにはとても有難かったでしょう。
φ80mmのアルニコ磁気回路のスピーカーは特に強力な感じはありませんが、結構大きな音量迄破綻が無いのはナショナルらしいと思います。
割と力感がありますが、ソフトで聴き疲れしない音です。
この個体は初期状態に問題があり、アンテナ、電池蓋欠品、電源入らずと言う物でした。正面左下のロゴ板も無くなって居ました。
アンテナは少し短い代替品を付け、電池蓋は自作です。非常にピッタリ嵌って居ますが、外し難いと言われるかもしれません。ロゴ板は写真をパウチした物で代用、只の写真よりも耐久性はあるでしょう。
汚れを念入りに落とし、シリコンで磨き上げたので、写真では綺麗に見えますが、実物は美品とは言えません。
トップパネルに付いた3つのスライドスイッチは動作が結構渋い感じです。
メーター、トーン切替等機能面での問題はありません。感度良好です。
電池付き。

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